Hurly-Burly2【完】


ひーちゃんが笑える環境を簡単に作れるなら

そこにひーちゃんを置いておいた方がいい。

「それはない。アイツは守る。」

この気迫、本当に高校生か?

さっきからボスは。

「ふ~ん、そりゃ頼もしいや。

俺喧嘩とかそういうの嫌だし、

不良に勝てる自信ないもんねー。

それにひーちゃんが居ないところで

殴ったりなんかしたらねー。」

最初は殴ろうと思ったけどな。

父さんに殴られたみたいだしよ、

ボスもよくあの親父に殴られたよな。

「結局のところ俺たちはおにーさんに

認めて貰えたってことでいいんすかねー。」

「友達としてね。

あくまで、ひーちゃんの護衛隊ぐらいには

なりそうだからってことでいいよ。」

本当にね、ひーちゃんの暴走に付き合って

やってくれると有り難い。

「護衛隊って・・・・」

「ひーちゃんに恋愛的要素はまだ早いんだよ!!

むしろ、彼氏なんて一生紹介されたくない。

もしも、好きになったら敵として見なして

全員ライオンの餌にしてやろうねっ!!」

本気でひーちゃんを幸せにする覚悟があるなら

俺は黙って見守ることにするさ。

「無茶苦茶言うおにーさんだな~」

色気ムンムン伊織君が一番怖い怖いけどね。

「そういうことだからよろしくね~。」

あの堅物な妹を頼みます。

天使みたいな笑顔を振りまくあの妹を

幸せにしてくれそうだから敢えて託してみる。

「ジャガイモ激安でゲットしたぜよー!!」

こんな感じの妹ですけど、よろしく頼むよ。

ジャガイモ片手に掲げてガッツポーズしている

家の可愛いお姫様はにんまり笑ってる。

「ひーちゃん、早かったね。」

鍵屋結構遠かったよな?

ひーちゃん、瞬間移動でも出来るように

なったとか。