ひーちゃんが笑える環境を簡単に作れるなら
そこにひーちゃんを置いておいた方がいい。
「それはない。アイツは守る。」
この気迫、本当に高校生か?
さっきからボスは。
「ふ~ん、そりゃ頼もしいや。
俺喧嘩とかそういうの嫌だし、
不良に勝てる自信ないもんねー。
それにひーちゃんが居ないところで
殴ったりなんかしたらねー。」
最初は殴ろうと思ったけどな。
父さんに殴られたみたいだしよ、
ボスもよくあの親父に殴られたよな。
「結局のところ俺たちはおにーさんに
認めて貰えたってことでいいんすかねー。」
「友達としてね。
あくまで、ひーちゃんの護衛隊ぐらいには
なりそうだからってことでいいよ。」
本当にね、ひーちゃんの暴走に付き合って
やってくれると有り難い。
「護衛隊って・・・・」
「ひーちゃんに恋愛的要素はまだ早いんだよ!!
むしろ、彼氏なんて一生紹介されたくない。
もしも、好きになったら敵として見なして
全員ライオンの餌にしてやろうねっ!!」
本気でひーちゃんを幸せにする覚悟があるなら
俺は黙って見守ることにするさ。
「無茶苦茶言うおにーさんだな~」
色気ムンムン伊織君が一番怖い怖いけどね。
「そういうことだからよろしくね~。」
あの堅物な妹を頼みます。
天使みたいな笑顔を振りまくあの妹を
幸せにしてくれそうだから敢えて託してみる。
「ジャガイモ激安でゲットしたぜよー!!」
こんな感じの妹ですけど、よろしく頼むよ。
ジャガイモ片手に掲げてガッツポーズしている
家の可愛いお姫様はにんまり笑ってる。
「ひーちゃん、早かったね。」
鍵屋結構遠かったよな?
ひーちゃん、瞬間移動でも出来るように
なったとか。

