まぁ、日頃がサバイバル生活だったから
この程度では何とも思わないのか。
「それが、この通り鍵が二つに折れてんだ。」
何が起こった!?
鍵を真っ二つにするとか普通ないぞ。
むしろ、そんなに綺麗な真っ二つを
作り出すとかどんなミラクル起こしたよ。
「お前の兄ちゃん何者?」
「この通り何仕出かすか分からん兄ちゃんだ。
何者なのかは未だに解明していない。」
ちぃー君、珍しそうにみないで。
すごい恥ずかしいわ。
「お前の言ってた意味がようやく分かったな。」
伊織君、納得してくれちゃった?
「変人?」
京君、よくぞ言ってくれました。
「兄ちゃん、納得出来るような説明をしろ!
何故帰って来たんだ!?」
「ひーちゃんに会いたくて!」
意味が分からねぇよ!!
そんな理由で帰って来るとか
可笑しいんだよ!!
7年間、ハガキで会いたい会いたいとか
ストーカーのように書いてたじゃん。
「全然、納得出来ない!!」
「えー、兄ちゃんは愛しのひーちゃんに
会いたくて毎日写真を持ち歩いて」
「キモいよ!!」
やっぱり、兄ちゃんストーカーだよ!!
「ズン」
効果音つけるな。
明らかに暗くなったよ。
「とにかく、兄ちゃん家に入ってから
話し合おうじゃない。」
「えー、ひーちゃんの友達と喋るー。」
駄々をこねるな。
「みんな、すごい絡みづらい兄で申し訳ない。」
あたしの首に抱きつかないでくれよ。
兄ちゃん、とにかく臭いんだよ!!

