Hurly-Burly2【完】


スーパー帰りはいつもと違って賑やかだった。

こんなに賑やかなのはいつぶりなんだろうか?

「日和ちゃん、いつも偉いわね。

今日はね、お豆腐貰ってて。」

商店街を通ると知り合いのおじさんとおばさん

に声を掛けられた。

「あら、イケメンじゃないの。」

「いつもありがとうございます。」

にっこり愛想笑いを浮かべると、

おじさんもおばさんも大したことないよって

言って笑ってた。

「お友達です。」

おじさんとおばさんたちはみんな珍しそうに

みんなのことを見ていた。

そりゃ、珍しいのか。

「えっと、欲しいものがあったんだけど・・・」

商店街を通ってきたのは欲しいものがあった

のだけど、う~ん何だったかな?

買い物メモに書き忘れてたんだよね。

スーパーよりこっちの方が安くて美味しい。

「あ、そうそう。お味噌買わなきゃ。」

スーパーのとはまた違ってさっぱりとした

お味噌汁には欠かせないお味噌。

「ちょっと、待ってて。」

お味噌買いに行かなきゃ。

あそこのご主人はいつも安くしてくれる。

みんなを置いていつもお味噌を買うお店に

バタバタと走って行く。

「おっ、日和ちゃん。お味噌だね?」

ここのおじさんはすごく優しくて、

いつもお話しするのが大好きだったりする。

「おじさん、この間貰った味噌煎餅美味しかったです!」

「そうかい?若い子はあんまりお煎餅好きじゃない

みたいだったから喜んで貰えると嬉しいよ。」

「いえ、あたしはお煎餅好きですよ!!」

おじさんにまたおまけで味噌煎餅をつけて

もらって嬉しくなった。

「またおいで!」

おじさんとお別れをしてお味噌を大事に

抱えてみんなところに戻った。