後は何を作ればいいかな?
こんなもんでいいかしら。
コロッケをたくさん袋に詰めてから、
元の場所に戻るとみんなが一際浮いてた。
「みんな浮いてる。」
主婦の皆様が気絶してますよ。
「ヒヨリン、すごいね。」
「へっ?」
ナル君は可愛く微笑んだ。
「ヒヨリンにお嫁さんに来て欲しいな。」
「あははっ、行っちゃう?」
っていうか、こんなあたしで良いのかね?
「えっ、ヒヨリン来てくれるの?」
「ふへへっ、ナル君が旦那さんってことでしょ?
何かおままごとみたい!!」
ナル君が旦那さんとか可愛いすぎるよ。
「・・・本気に思ってない。」
ナル君のボソリとした声はあたしには届かなかった。
「お会計行ってくるから先入口付近で待ってて。」
レジにこの人数は多すぎる。
みんなが入り口付近に向かう中、
ちぃー君だけが残った。
「ちぃー君、まさか立ったまま寝てるの?」
そりゃ、困ったさんねっ。
「そんなわけねぇだろ。」
ふげっ、起きてたよ!!
「じゃあ、どうかした?
お菓子は1個ならいいよ。」
首を横に傾げるとちぃー君は、
出番のやってきたレジカゴを
レジの係りのお兄さんに渡した。
「お会計2045円です。」
そう言うとポケットから野口さんを
3枚出してしまったちぃー君。
「ちぃー君、払ってくれるの?」
「・・・お腹空いた。」
ふふっ、ちぃー君がたまに可愛く見えます。
お釣りをレジの人から受け取り忘れたちぃー君
にはビックリしたがちゃんとあたしが受け取って
ちぃー君に渡した。

