Hurly-Burly2【完】


後は何を作ればいいかな?

こんなもんでいいかしら。

コロッケをたくさん袋に詰めてから、

元の場所に戻るとみんなが一際浮いてた。

「みんな浮いてる。」

主婦の皆様が気絶してますよ。

「ヒヨリン、すごいね。」

「へっ?」

ナル君は可愛く微笑んだ。

「ヒヨリンにお嫁さんに来て欲しいな。」

「あははっ、行っちゃう?」

っていうか、こんなあたしで良いのかね?

「えっ、ヒヨリン来てくれるの?」

「ふへへっ、ナル君が旦那さんってことでしょ?

何かおままごとみたい!!」

ナル君が旦那さんとか可愛いすぎるよ。

「・・・本気に思ってない。」

ナル君のボソリとした声はあたしには届かなかった。

「お会計行ってくるから先入口付近で待ってて。」

レジにこの人数は多すぎる。

みんなが入り口付近に向かう中、

ちぃー君だけが残った。

「ちぃー君、まさか立ったまま寝てるの?」

そりゃ、困ったさんねっ。

「そんなわけねぇだろ。」

ふげっ、起きてたよ!!

「じゃあ、どうかした?

お菓子は1個ならいいよ。」

首を横に傾げるとちぃー君は、

出番のやってきたレジカゴを

レジの係りのお兄さんに渡した。

「お会計2045円です。」

そう言うとポケットから野口さんを

3枚出してしまったちぃー君。

「ちぃー君、払ってくれるの?」

「・・・お腹空いた。」

ふふっ、ちぃー君がたまに可愛く見えます。

お釣りをレジの人から受け取り忘れたちぃー君

にはビックリしたがちゃんとあたしが受け取って

ちぃー君に渡した。