Hurly-Burly2【完】


ムスッとしながら短冊を配る。

みんなのイメージカラーの短冊を配ってみた。

ちぃー君はオレンジで馨君はピンク色、

ナル君は水色でユウヤは緑色のヤツ、

伊織君は薄紫で京君はグレー慶詩には黄色。

何ともピッタリな配色だと思う。

「何だよ、その不貞腐れ面は?」

慶詩にペンを投げつける。

イラっとしてるんだよ。

神様なんて居ないな。

「ヒヨリン、何か嫌なことでもあった?」

いや、ナル君嫌なことは決してなかったよ。

それでも、現実ってどうも腑に落ちないよ。

「ないよっ、ただ世の中は不公平であると

ただなる内の世界と激しく討論したいと

思っていただけで・・・」

窓の外にキラリと何か光った。

「ひぃぃっ、ナル君!!」

隣に居るナル君の背中にしがみついた。

あたし、霊感持ってないよ。

第6感など持ってないし、そんなの要らないから

どうか立ち去れ!!

「ひっ、ヒヨリン!?」

ナル君、窓の外にお化け出た。

「お祓いを頼むべきだ。

南無阿弥陀仏成仏したまえ。

この世の未練を捨てたまえ。

決して憑りつかないでくれ!」

心霊現象なんてご免だよ。

お化け屋敷とかホラー映画とかならまだいい。

心霊スポットとか本当に嫌だ。

「日和ちゃん、落ち着いて。」

馨君をこっそり覗くと、

「大丈夫、大丈夫」

何ともお優しいのだ。

「あれはね、」

馨君がにっこり笑いながら話し出す瞬間、

「よっ、」

金髪オールバックのターヤンさんが

煙草を咥えて窓からこんにちわしてきた。