「でも、そうだね。
卒業まではあたしがばっちり見ててあげるよ。
困ったことがあったら絶対にすぐ駆け付ける!
たくさんの思い出も作ってあげる。
伊織君の心にきっと残るようなそんな思い出
出来るといいな!!」
「おめぇーな」
ふほっ、伊織君黙った?
「それじゃあ、約束しろよ?」
「んふ?」
い、伊織君前を見て!!
後ろ振り返って運転しないでよ。
事故起こしたら今度こそあたしは三途の川
に平泳ぎして渡っちゃうよ。
いきなり端っこにバイクを停める伊織君。
「えっと?」
「おめぇーが俺の心に残るような思い出とやら
作ってみせろって話本当にしてみろ。
とりあえず、来年はそんなへマしたらガッカリ
だなー。」
伊織君、これ結構ねあたしも凹んでる。
「今言ったこと約束しようじゃねぇーの。」
でも、悪くない提案ね。
伊織君と約束交わすとはね。
「じゃあ、おまけに伊織君のピンチには
駆け付けるというのもお付けしてお約束ね。」
きっと、伊織君の心に残る思い出が一つでも
多く作れるようにあたしは精一杯頑張るよ。
ううん、きっと頑張らなくても一つ一つが
輝いて心に残っちゃうよ。
あたしの心には宝石箱の宝石何かよりも
ずっと輝いた思い出が残る。
「まぁー、ひよこ姫との約束ってのも
悪くないんじゃねぇの。」
伊織君はそのままバイクを駐車場に入れて、
すぐそこの病院に付き合ってくれた。
※道で一瞬止まったのは駐車場に入るために
駐車場から出る車を待ちました。
長い診察が終わった後は一緒にかき氷を食べ、
みんなが居るであろう海へとドライブして
くれました。

