Hurly-Burly2【完】


「お、お疲れ!」

さーちゃん、もっと優しく消毒してくれよ。

かなり沁みるんですけど!?

「何がお疲れだボケッー!!」

慶詩のツッコミはもっともである。

これには反論の余地もない。

「えっと、じゃあ、そのご迷惑お掛けしました。」

やっちゃんさんも額に汗が光っていた。

みんなにとんでもないぐらい心配掛けたようだ。

よっちゃんは一体どう説明しに来たんだ?

「ひ、ヒヨリンッー!!」

よっちゃん、あんたすごい泣きそうじゃん。

「あははっ、よっちゃん良かったね。

暗くて一人で大丈夫かなって心配だったけど、

意外と奇跡の勘を持ってるのかも!」

そう言うと、よっちゃんがしゃがみ込んだ。

「ヒヨリン、ボロボロじゃん。

俺、すげぇ反省したんだ。

ターヤンに殴られて目覚めた。」

「男前になるってこと?」

よっちゃんは十分男前だと思うよ。

「違う!!」

「ふははっ、よっちゃん何かさっきと

雰囲気変わったみたい。」

ずっとへばりついてたよっちゃんが、

男らしくなったのならいい刺激を与えた

ことになった。

「日和ちゃん、本当に心配したんだよ。」

馨君、ごめんよ。

「美男が崖から落ちたとか言うから死んだか

意識不明かとかマジで焦らせやがってよ。」

慶詩、崖から落ちたのは本当だ。

「よっちゃん、大げさ過ぎだよ。

あたし元気よく返事したよね?」

全く、よっちゃんは・・・

「ヒヨリンッ!!」

ナル君、そんな顔しちゃ嫌だな。

「ったく、おめぇーいつまで経っても

来ねぇじゃねぇーって騒いだろうが。」

伊織君、普段あなたが体力面を使っている

ところなど見ませんね。