Hurly-Burly2【完】


「どれ、ちょっと見せて見ろ。」

ユウヤに石の上に下ろされる。

「うへっ」

ユウヤが足首を持つからすごい変な

声が出ちゃった。

「痛いよな。

本当にこんな怪我させちまってごめん。」

「だから、ユウヤが謝ることじゃない。」

もうそれは聞き飽きたよ。

他に何かないの?

「あ、ユウヤ。負ぶってくれてありがとう。」

ごめんよりお礼を言わせてよ。

ここまで負ぶってくれてありがとう。

もうすぐ歩けば着きそうじゃん。

ユウヤが一緒に居てくれて心強かったよ。

あたし1人だったら本当に朝まであそこに

居ただろうからな。

「そんなの当たり前だからな。

ヒヨリンは何でも一人で平気そうなこと

言うけど、俺はヒヨリンの役にも立ちたいって

思ってるんだぞ?」

ちぃー君の役にもあたしの役にも立ちたいんだ?

「でも、ユウヤが来てくれて嬉しかったから。」

にんまりユウヤに笑うとそっぽを向かれた。

「やっぱり、あたし笑顔の練習した方がいい?」

一度自分の笑みを調べる必要がありそうだ。

「そういうわけじゃねっていうか・・・」

何よ、急にモゴモゴしちゃうの?

「言ったろう?ヒヨリンが笑うと嬉しくなるんだって。」

そ、そんなこと言っちゃうの!!

期待してなかったよ。

ユウヤにドッキリさせられてんのかこれ?

タッタリーっていう音楽流れちゃうパターン!?

「じゃあ、もっと頑張ってみる!」

「いや、頑張ることじゃねぇーと思う。」

それからもユウヤに掠り傷を見せたり、

一応怪我のチェックをした。

とりあえず、お腹にも数か所小枝が刺さって

若干デストロイだった。

ユウヤにおへそを見せると、し、仕舞えって

言われた。