Hurly-Burly2【完】


それ、前にも言われた気がするよ。

「自信がなくなったらあたしが元気パワー

注入して上げるよ。ユウヤにはフルパワーで

居てくれないと何か物足りないんだもん。」

そんな心に残るようなこと言ってる覚えがないよ。

「そうしてもらうかな。」

だから、いつもソワソワ騒いでるユウヤで居てね。

きっとユウヤの良さはみんなが十分知ってるんだろう。

あたしだって分かるよ。

「そして、新たな発見はユウヤは実は女の子

を大事にするって言うね。」

あたしが女の子の位置にあるかは分からんけどね、

ユウヤの落ち込みようと言ったらかなりのもんだった。

「ヒヨリンが転がっていってマジでビビったんだぞ。

最初の方は全然返答もねぇし、何かあったらと思ったら

居ても立っても居られなかったんだからな!」

「ご、ごめん。」

「しかも、本当に怪我してるしよ。

サユリンに怒られる覚悟で帰らないとな。」

「後、馨君だよ。」

あの2人のペアに責められるとかキツイな。

「それ忘れてた。」

馨君のお叱りをいつも受けてるのに

忘れちゃうんだ?

「ヒヨリンが元気になって良かった。」

えっ、?

「さっき元気なかっただろ?」

夕飯前のこと?

「それでみんなが心配してよ。

今日の肝試しどうするかって話に

なってたんだよ。」

そうだったんだ。

「ヒヨリンは気付いてるか分からないけどよ、

みんなヒヨリンが笑ってくれるとホッとする

っていうか嬉しくなるんだ。」

そ、そうなの?

「でも、あたしあんまり笑わない・・・」

ポーカーフェイスと言われるほどだから、

筋金入りです。