Hurly-Burly2【完】


よっちゃんは不器用な男です。

「あたしのところは普通の城よ。」

サユが説明をする役に出る。

それなりに大きな立派な城だった。

おとぎ話に出てきそうだ。

「ももっちが大活躍だったな。」

「サユリンの指導力すごかったぜ」

「あのももっちがフル作業!!」

どうやら、ももっちはいい働きをした。

サユの迫力勝ちと言ったところだろう。

「では、審査員長のもっくんどうですか?」

ええっえええええ!?

もっくんが審査員長だったのか?

そんなの聞いてなかったぞ。

「・・・・お疲れ様。・・・他に何か言うことあった?」

そうだよね。

とくに何とも言えないよね。

大体、誰がこんな遊びを考えたんだよ?

サユもよくぞ引き受けてくれた。

あたしはビックリで即興だったぞ。

「改めまして、サユリンとヒヨリンの歓迎を

祝してですねー。」

司会者、今すごく大事なことをやる気なさそうに

言わなかった?

「「「ヒヨリン、サユリン一緒に遊んでくれてありがとう」」」

みんなに歓迎されたってこんなに嬉しいことだった。

サユは目を見開いて驚いている。

あたしだって口をあんぐり開けてる。

「ひーちゃんとさーちゃんに何かしたいって

相談してたけど中々思いつかなくてさ。」

も、も、もっくんっ!!

「ほら、俺らみたいなのと遊んでくれるって貴重だしさ。

サユリンみたいな美人な姐さん居ると頼もしいし、

ヒヨリンみたいな・・誰にでも普通に接してくれる

とか正直嬉しいじゃん。」

マーボ、今の間は何かな?

あたしの容姿についてはちっとも触れなかったよね?

ケッ、どうせサユみたいに美人ではないよ。

ちんちくりんでもいいさね。