Hurly-Burly2【完】


もっくんは安堵した表情を浮かべる。

「日和に何かあったらあたし自制効かないから。」

サユ、・・・あたしにそんな日は来ないぞ。

こう見えて丈夫である。

「でも、ごめん。暴れて日和が居なきゃ止まら

なかったかもしれない。」

それはもう全然いい。

サユのストッパーになれるようにとダディの

弟子にさせて下さいと頼んだぐらいだ。

暴走するのはダディ並みで一度火が付くと

簡単には止まることのないサユは昔これで

あまりにも怖がられていた。

「いつだってサユのことは止める自信があるからね。

それより、怪我はしてない?」

飛び蹴りはかっこよかった。

サユの飛び蹴りはミラクルヒットする。

「してない・・・・・。ちょっと、頭

冷やしてくる。」

サユが少しだけ悲しそうに笑った。

不良メンバーズがみんなサユを目にして、

固まっていたのだ。

「さっ」

サユって言おうと思った。

颯爽と歩く姿を見たら何も言えなくなった。

サユはきっと自分を責める。

昔もこんなようなことがあったっけ?

「ひーちゃん、そんな顔してやるなよ。」

ムカつく。

何で、こんなところにまで現れるんだ!?

あたしのストーキングしてるなら訴えるよ。

「さーちゃん、荒れたな」

何で2人して現れるんだ!!

「あんま自分を責めるなよ。」

ポンと頭に手を置かれる。

茶髪眼鏡の悪魔に言われても、

正直何とも思えないぞ。

「さーちゃんは俺に任せとけ。」

お前に任せるのが一番不安である。

黒髪を靡かせ、水着ギャルに甘いマスクで

手を振る悪魔2号と茶髪にピアスの悪魔1号来襲した。