Hurly-Burly2【完】


馴れ馴れしい男だな!!

まだ、よっちゃんの方がいい。

アフロだけど、ああ見えてイケメンだ。

ゲームで対戦したりもするけどハイタッチ

とかしちゃうけど、この2人よりは断然

紳士な気がする。

やめろ禿ろと言おうとした時だった。

すごい闘志であたしの肩に手を乗せている男を

飛び蹴りしたサユにやっちまたなと思った。

男の顔面を蹴飛ばすサユは美しい美脚で男を蹴る。

だから、早く戻りたかったんだ。

さっき、サユと一瞬目があったんだもん。

そいつら何よって目で訴えかけられた。

「あんたたち、この子に触んじゃない。」

2人を蹴りで黙らせたサユにはビックリだ。

騒ぎを起こしたことによって不良メンバーズ

も集まってくる次第だ。

サユはそれでも蹴ることを止めなかった。

一度、スイッチが入ると屍にしそうな

勢いで戦闘するサユ。

「ヒヨリン?」

みんながサユを心配そうに見る。

それもそのはずだ。

こんなところ見たこともないからな。

「ひぃぃっー、すいませんでした。」

砂浜に額を擦って土下座する。

「さーちゃん、もういいって。」

それでも女王サユちゃんの攻撃はやまなかった。

「さっき、日和を転ばせといていけしゃあしゃあ

としてるのが許せない。

おまけに、日和を連れて行こうとした罰よ!!」

ちょっ、サユちゃん。

そのサンダルで踏みつけると痛そうだ。

さっきは飛び蹴りしたいとか思ったけど、

サユが見事にあたしの代わりに蹴飛ばしてくれた。

だが、逆に同情する。

このままじゃ、サユちゃんが止まらない。

サユがこうなることを知っているのは、

もっくんのみだ。