結局、フラッグの取った数は引き分けだったとか。
今までの勝負は一体何だったの?
というと、何か非難を浴びそうだったから黙った。
そして、お昼を過ぎていることからビーチバレー
は昼食後からということになった。
みんな、海に来たのに海入ってないじゃん。
なっ、こんなことなら海に来なくても
出来たのではないだろうか?
「サユは何が食べたい?」
馨君とユウヤと一緒に買いに行く組になった
あたしはサユの要望をこまめに聞く。
「日和と一緒でいいと思ったけど、
あんたの量は無理だわ。」
サユは適当に買ってこいと言ってきた。
どうやら、あたしにお任せでいいみたいだ。
「ヒヨリン、行くぞ~!」
馨君とユウヤに駆け寄って行った。
「ま、待ちたまえ。」
馨君とユウヤと他の不良メンバーズを
追いかけ海の家というところ向かった。
何故、海の家などというものがこのビーチ
にあるのか謎である。
「日和ちゃんは海の家も知らなかったんだね。」
その馨君・・・・・海は夏に来たことないし、
こうやって夏を過ごしたことはなかったからね。
「海の家とはどういう屋敷があるのですか?」
興味があるぞ。
「屋敷って・・・普通に食べ物とか売ってる
お店みたいなのがあるんだよ。」
へ、そうなの?
あたしはてっきり海の家という名目の屋敷が
あるのかとばかり想像していた。
「日和ちゃんって結構世間知らずだよね。」
そうなのかな?
自分ではこれが普通の常識を持っていると
思っているけどそうでもないのかもしれない。
「ヒヨリンってたまに素でとんでもないこと
言うよなっ!」
そんなつもりがない。

