Hurly-Burly2【完】


そんなやり取りをしていたというにも関わらず、

ちぃー君微動だにしません。

何て精神の持ち主なんだろうか?

普通煩くて起きるものじゃないの?

お昼寝し過ぎですよ。

しかも、車の中なのにとてつもなく綺麗な様に

なっていることにイラッとする。

寝姿まで超絶イケメンとはもう突っつく意味もない。

「世の中、理不尽だ。」

やっぱり、隠れみの術を取得しないとならない

と思うのだった。

2時間ほどのドライブだったと思う。

あまり時間は気にしてないからどれぐらいだったか

はよく覚えてないが、やっちゃんさんが車を停める

ことで目的地に到着したことが分かった。

「日和ちゃん、サユリちゃん、貴重品と必要なもの

以外は先に今日泊まるところに置いてくるからね。」

やっちゃんさんが振り返った。

「はい、分かりました。」

貴重品と水着と後何かあったかな?

日焼け止めとかもこっちの小荷物入れように

持ってきたバッグに詰めなきゃね。

「着替えは向こうの車でカーテン閉めて

で大丈夫かな?」

一応、着用はしているんですがそこまで

考えて頂いていたとは・・・感動だ。

「はい、ありがとうございます。」

とりあえず、サユと日焼け止め塗り合戦を

しないとこの灼熱の紫外線に肌が焦げる。

サユと一緒にターヤン車に移動して、

2人で日焼け止め塗り合戦をした。

首から足まで届かないところはサユに任せ、

完全防御のごとく塗りたくった。

「日和、肌が白いから焼けると痛いだろうね。」

いやいや、サユも白肌美人ですから同じだ。

「それにあんたストレス感じるとすぐに

蕁麻疹出るから結構心配なんだけど?」

そうですね、あたしもそれだけが不安要素だ。

駐車場でさえこの人の多さだ。

ゾワゾワしてきたぞ。