「っげ!!

ここかよ・・・・。」


あからさまに、嫌そうな顔をしている。




だって、そのカフェは

見るからにフェミニンな感じの建物で、


司と全然合わない感じだから。





「いこッ!!」


「マジ!?」


今にも逃げ出しそうな司の手をしっかりと握って引っ張る。


「っちょ!

ひっぱんなって。ちゃんと行くから;」




少しため息が聞こえてきた。




でも、ちゃんとおとなしく着いてきてくれた。