キスする程顔を近づけると、ちょっと頬を赤らめた紗羅。 「今日はムリ、かな…」 「なんで?」 「いやぁ……」 ―グイッ 紗羅がもごもごするのに苛立って、キスしようとすると紗羅が誰かに引っ張られた 「コイツは俺の」 ―……兄貴だ。