「え?あの2人どうしたの?」 「兄弟喧嘩ー?」 「なんで、なんで?」 次々と周りからそんな声が飛び交った。 「っはぁ、俺行くわ。沙羅、また後でね」 鈴はポンポンと私の頭を叩き、再び戻って行った。 「…ごめん」 鈴が行った後、蓮がポツリと呟いた。そしてー…… 「今日、俺ん家来て」