「それは怖かっただろうな」

 歳三が言う 

「僕本当は白の組織に入りたくて情報を頼りに来たら捕まって脅されて」

 鉄之助が哀しげな表情で話す 

「そっか、だから俺が白の組織に居るって分かったんだな?」

 歳三が鉄之助を元気付ける為に笑顔で話す 

「はい!歳三様は恩人ですから!」

 鉄之助が言う 

「そっか、よ!10回斬ったから俺の勝ちなこの勝負」 

 鉄之助を元気付けようと軽く鉄之助の腕を10回斬り笑顔で言う 

「あっ!卑怯ですよ!」

 鉄之助が立ち上がり言う

「油断してるからいけないんだ!」 

 歳三が笑いながら言う 

「油断って!」

 鉄之助がムキになり言う 

「元気が出たな!さっ!朝飯食べて修行でもするか」

 そう言うと屋敷の中に入っていく歳三

「歳三にやられたな鉄之助」

 総司が笑顔で鉄之助に言う 

「あの人には勝てませんね」

 鉄之助が笑顔で総司に返す 

「さてと、僕達も朝ご飯食べに行こう」

 総司が笑顔で言い屋敷に向かう 

「待ってくださいよ!」

 鉄之助が総司の後を追い掛ける