冬の日の犬のお話

驚いた弥助が引き戸を開けると、犬がよろばいながら入ってきた。

背に幾つも矢傷を負い、血と泥で見る影もなかったが、たしかに しろじゃった。

しろが戻ってきたのじゃ。