「東京だよ」 「マジ!? じゃあ、舞蝶ってわかる?」 「?!!」 思わず、肘をついてた手が、ズリ落ちた。 な、なんで? 何であたしの事を―――!!??? 「お、その様子じゃあ、分かるみたいだな! 何でもいいから教えて! 頼む!」 「えっ…? ぁ――んと…」 ヤバい! ヤバいっ!! 転校初日から危ないんですけど―――!!!! 「あれ? 分かんないの?」 「う、うんうんうんっ!!!!」 何度も頷いた。 「そっか…」 ほっ…。 よかったぁ~。 「でも、なんで…舞蝶?」 1番聞きたかった事。