猛は病院に着くと、すぐ手術室に運ばれて行った。 手術室の前で冷たい涙を流してた。 あたしの手に着いてる猛の血。 それを見たら体が震えてきた。 もし。 もし、猛が大輔と同じ事になったら。 「お…願い…たけ…る……を …助けて……く…ださい……」 あたし、のこと… みんな…怒ってるよね…。 何時間も手術室のドアにもたれながら座り込んで泣いた。 お願い、神様。 あたしから、大切な人を奪わないで。 「た…けるを…… あたしか…ら……奪わない…で…」