やっとの思いで、おろしてもらった。 「ねぇ見て!! 莢っ! 魚が寝てるっ!! 可愛い~」 「うわっ! 本当だぁ~!!!」 「莢に似てるな!!」 はあ? それ、どーいう事?!! あたしのどこにウロコがるっつーんだよ! 「ちょっと! それどういうこと?!」 「そういうこと」 意地悪に笑って、 「行きましょう。お嬢さんっ?」 「あたしをからかうなっ!!!」 日向を睨むと、日向は顔を赤くした。 「誘ってんの?」 「はっ? 何に?」 「なわけないか…」 小さく吐きツカツカ歩いて行った。