家に帰ってからも、ナナミたちの笑い声が耳にこびりついて離れなかった。



「なによ……」



着替えながらも、胸の奥がムズムズして気持ちが悪い。



3人で私をのけものにして笑うなんて、ひどいじゃない。



しかも、その後ナナミにユリナさんが何を耳打ちしたのかと聞いてみても、全く教えてくれなかった。



「友達じゃなかったの?」



そう呟きながら下着姿になり、鏡の前に立った。