いつもならすぐに仲間に入れてくれるナナミなのに、



今回は私を見てはクスッと笑って、ユリナさんと目くばせをした。



その瞬間、私の胸に鈍い痛みが走った。



なによ……。



キュッとした唇をかみしめて、まだまだ残っているメロンパンを近くのゴミ箱へと放り込んだのだった。