結局、樹先輩に直接聞くことはできないまま、学校についてしまった。



先輩といつもどおり教室の前で手を振って別れてから、溜息を吐きだす。



得伸びして買った下着はなんだか体に窮屈で、小さな胸は早く解放されたいよぅ!


と、泣いているみたいだった。



「おっはよう亜美!」



そんな私を見てもいつでも元気なナナミ。



「おはよぉ……」