そんな中、ナナミは単刀直入に本台へと入って行った。
「ユリナさん、樹先輩の噂についてなんですけど」
「あぁ。なに? まだ、なにか新しい噂でもあるの?」
キョトンとするユリナさんに、「そうじゃなくて」と、ナナミが言う。
私は、自分のことのくせにユリナさんを真正面から見ることもできない。
「樹先輩が手が早いって噂。本当に本当なんですか?」
「ユリナさん、樹先輩の噂についてなんですけど」
「あぁ。なに? まだ、なにか新しい噂でもあるの?」
キョトンとするユリナさんに、「そうじゃなくて」と、ナナミが言う。
私は、自分のことのくせにユリナさんを真正面から見ることもできない。
「樹先輩が手が早いって噂。本当に本当なんですか?」



