爆走★love boy2

グリーンのエプロンをつけたウエイトレスが2人分のココアを運んできてくれて、


ナナミはすぐにそれを一口飲んだ。



「ユリナさんが嘘をついてるとしたら、茜ちゃんの情報も間違ってるってことになるから」



納得できるようでできない返事に、私は中途半端に頷いた。



これは私とナナミだけの問題じゃなかったのか。



そんな思いが浮かんでくる。