グリーンのエプロンをつけたウエイトレスが2人分のココアを運んできてくれて、
ナナミはすぐにそれを一口飲んだ。
「ユリナさんが嘘をついてるとしたら、茜ちゃんの情報も間違ってるってことになるから」
納得できるようでできない返事に、私は中途半端に頷いた。
これは私とナナミだけの問題じゃなかったのか。
そんな思いが浮かんでくる。
ナナミはすぐにそれを一口飲んだ。
「ユリナさんが嘘をついてるとしたら、茜ちゃんの情報も間違ってるってことになるから」
納得できるようでできない返事に、私は中途半端に頷いた。
これは私とナナミだけの問題じゃなかったのか。
そんな思いが浮かんでくる。



