爆走★love boy2

そんな態度しかとれない自分に腹を立てながらも、私はナナミと視線を合わせようとはしなかった。



噂のことだって、ナナミが茜ちゃんを連れて来たから知ってしまった。


良かれと思ってしたことかもしれないけれど、知らない方が精神的に落ち着いた日々を過ごせていたに違いない。



あんなブラジャーだって……。




つけたら痛いだけのブラジャーだって、無理やりつけることはなかったんだ。