この光景はどこからどう見ても、先輩が強引に襲っているようにしか見えなくて……。 樹先輩は視線に気づき、チッと小さく舌打ちをして、手の力を抜いた。 「今度は、止めねぇからな」 先輩はそう言い、私はホッとして息を吐き出したのだった。