私は屋上で座って
空を眺めていた。


「どうしたの?」


誰かが声を掛けてきて、
声のする方に顔を向けると、
菜々が立っていた。


「教室に居ないから、
何かあったのかなと、
思ったんだよ。」


「うん・・。」


「喧嘩でもした?」


「うんん。」


「じゃあ?」


菜々は私の横に座り、
私は菜々に話した。