童貞男子!?~正反対な二人のピュア恋~




「三浦先輩!?」
「な、なんで・・・?」
「本物!?」


そんな声がいろいろのところから聞こえてくる。


1年のフロアにあたしがいるなんて・・・

相当めずらしいみたい。




てか、1-Bってどこ?

ここは・・・・E組だからぁ。






「麗、B組どこか知ってる?」

「え!?し、知らないよぉ。」



眉を少し曲げながら困った顔をする。


「ごめん!!」

あたしは、仕方なく、そこにいた男の子に声をかけた。



「・・・・は、はい!!!」

緊張しすぎだし;


「B組ってどこ?」

「え、えぇっと・・・

このまままっすぐ行ったところにあります。

右、側です。」



「そっか♪ありがとッ」


にこっと笑ってみせると、予想通り真っ赤な顔になる。




普通は、こうなんだよッ!


なのに遼くんは・・・・・・・