ちゅ という音とともに、違和感は取り除かれる。 「え・・・・・。」 驚いて、目をあける。 そこには、さっきよりももっと真っ赤な顔で驚いたように俺を見る先輩。 「ご、ごめんなさい!!!!」 バッと俺から離れて、そのまま部屋をでていってしまった。 俺は、全然状況がつかめず、その場に立ち尽くすしかなかった。