「「よっしゃ---!!」」



店の中とかかまわずに雄たけびをあげる。


だって、ずっとこの日を心待ちにしてたんだから。












VS・KAGEROU_3

の発売日を・・・・。








よかった~。

ホントによかった。












あと2つで売り切れだったんだ。




「ほらよッ!!」


と、満面の笑みでもうひとつを手渡してくれる大志。


「サンキュ。」




俺もうれしくて、自然と頬がゆるむ。








ん?


なんだよ、そこのガキ。

見てんじゃねーよ!!




どうせ、俺らは彼女もいないかわいそうな男子高校生だよ;

って自分で思って自分で凹む。