ちょっと待って、がさっきから多いよ; 「ねぇ、だれ~??」 まん丸な大きい目が興味深そうにこちらを見つめている。 「遼くん!!」 「え?」 「だから、遼くん!!」 「ごめん。 だれ、それ。」 え・・・・・。 「一回会ったじゃん。 しかも、麗も『かっこいい!』って言ってたじゃん。 あたしが、居候してる家の息子ッ!!」 「あぁ~~!!」 麗はやっと思い出したようだ。