『しゃ、喋った…』 友希は驚いていた。 『ワタシハ…ワタシハ…』 ロボットは何度も繰り返していた。 『お前の名前は…そうじゃ、友希くん。君が付けてくれ』 ペネルはそう言って、友希にロボットの名付け親を命じた。 『ぼ、僕が付けて良いんですか?じゃあ…シラン!!』 友希はロボットに向かって告げた。 『シラン…ワタシハ、シラン?シラン…』 ロボットは繰り返した。 『ほぉ…シランか。何でじゃ?』 ペネルは友希に尋ねた。 『いや…何となく…』 友希はそう言って笑った。