☆ムーンチャイルド☆



『しゃ、喋った…』


友希は驚いていた。


『ワタシハ…ワタシハ…』


ロボットは何度も繰り返していた。


『お前の名前は…そうじゃ、友希くん。君が付けてくれ』


ペネルはそう言って、友希にロボットの名付け親を命じた。


『ぼ、僕が付けて良いんですか?じゃあ…シラン!!』


友希はロボットに向かって告げた。


『シラン…ワタシハ、シラン?シラン…』


ロボットは繰り返した。


『ほぉ…シランか。何でじゃ?』


ペネルは友希に尋ねた。


『いや…何となく…』


友希はそう言って笑った。