涼に少し強引にキスをする。 「ふぁ・・・ンン・・・」 少し涙の味がする。 「・・・・」 しばらくキスをした。 唇を離すと涼はまだ泣きそうだ。 「俺怒ってなねぇよ?最初から」 ネタばらしすると涼は俺に抱き着いてきた。 きついくらいに抱きしめてきた。 「涼、授業遅刻するからはやく行け?」 「うん・・・」 今日は数学がない。 だからしばらく涼とゆっくり会わない。 涼は名残惜しそうに俺から離れた。 「・・・先生・・・またね・・・」 そう言って出ていった涼。 あー可愛い。 可愛いわ。