春香に助けを求めようと思ったけど、春香も同じみたいで


私の味方にはなってくれそうになかった・・・ヒーン。



「・・・怒らない?」


「怒るようなあだ名?」


「・・・たぶん?」


「なら直接教えてもらわないと、気分が悪いかな」



冷静なノノちゃんに・・・私は慄いていた。



「ノ・・・ノノちゃん」



思いきって言ってみたら・・・



「「「プッ」」」



なぜか全員が噴き出して。


怒られると思って首をすくめていた私は3人の反応にどうしていいのか分からなくて。


とりあえず、ジュースをズズズッと飲んで喉の渇きを潤した。



「ぶはは。ノノちゃんって」


「なんかイメージに合わないね」


「そっかぁノノちゃんかぁ」


潤と春香とノノちゃんは目じりに涙を浮かべながら口々に感想を漏らしていて



「・・・ごめんね?」



確かに春香が言ったみたいにイメージに合わないと実感した私は素直にノノちゃんに謝った。



「いや、なんか嬉しいかも」



ノノちゃんは女の子達を虜にする爽やかスマイルを浮かべながら微笑んでいて。