私は眼光の鋭さに思わず身震いをしたんだけど


横に居た潤はケロッとしていて



「ふ〜ん」



そう言ってハンバーガーの残りを口に放り込んだ。



あんたって神経通ってんの?



思わず出かかった言葉をゴクリと飲み込みさりげなく春香の顔を見ると・・・


心なしか赤くなっていて。


今まで恋バナの話をしたことのない春香と、ちょっと話してみたいなんて思ったのだ。



無事(?)にハンバーガーとポテトを食べ終えた私達に



「佐藤さんと合田さんって仲いいんだね?」



今まで黙っていたノノちゃんが突然口を開いた。



「ノノ・・・野々宮君と潤も仲いいじゃん」



私達の間だけで呼んでいたあだ名を口に出しそうになって慌てた私は噛んでいて。



「真琴は光の事、なんて呼ぼうとしたんだ?」



えっそこを今、この状況で突っ込みますか?



なぜか呼び方を変えた事に気付いた潤からの質問に私はアワアワと焦っていた。



「えっ佐藤さん、俺の事なんて言ってるの?もしかしてあだ名?」



ノノちゃんも興味があったみたいで潤に加勢。