19の夏~私の愛した殺人鬼~


 そんなこと構わず、死んじまおうと思ったんだよ。


 誰が犯人だろうが関係ねぇ。


 奈々子はもういないんだからな。


 犯人が出てきたところで、俺はすべてを失ったようなものだった。


 俺はアクセルを踏み込み、真暗な山道へ車を走らせた……。