「あぁ。 今から行くのは飯田沙耶香の通っている専門学校だ」 「それを早く言ってくださいよぉ」 そう言いながら、すでに鼻の下がビローンと伸びきっている。 わかりやすいにもほどがある。 「行くぞ」 半場呆れながらも、新田は歩き出した――。