19の夏~私の愛した殺人鬼~


「あぁ。

今から行くのは飯田沙耶香の通っている専門学校だ」


「それを早く言ってくださいよぉ」


 そう言いながら、すでに鼻の下がビローンと伸びきっている。


 わかりやすいにもほどがある。


「行くぞ」


 半場呆れながらも、新田は歩き出した――。