狼クン達のオリの中②【完】

あたしを置いたまま。


歩みを進める背中に。


飛びつきたくて、うずうずする。




「うう・・。
もう、限界!!
待ってよ!
涼!!」




ドキドキして、走り出そうとしたとき。



「ひゅ~♪」



綺麗な口笛が、横の通路から聞こえてきて。



「すっげぇ。
いいもん、見ちゃった♪」



ハーフパンツのかわいい子が、しゃがみながら、顔をのぞかせる。