狼クン達のオリの中②【完】

「でも。
オレからは、もう、君に触れたりしない」



「え?」



綾瀬涼は壁についていた手を離す。



「君からオレの胸に飛び込んでくるまでは。
君には、一切触れない。
頭を撫でてやることも。
手を繋いでやることも。
抱きしめてやることも。
・・・ない。
当然・・・・」






綾瀬涼の、冷たい瞳は。


冷たい声は。


あたしを、煽る。






「キスもしない」




意地悪そうな顔に。


ドキドキさせられる。