―――翌日…
「いってきまぁ〜〜っす♪」
なんだよ!
最後に♪なんてつけて!
男のくせに!
馬鹿兄貴のくせに!
キモッ!!
ウザッ!!
死ねっ!!
「行ってくる」
「あぁ
気をつけて……」
ん?
親父…
なんか様子が―――
あっ
そういえば親父
家、一人…
「なるべく暇なときは帰ってくるようにするからさ
寂しかったら電話してきてもいいからな」
俺にはこれくらいの気遣いしかできねーけど…
「あぁ
ありがとな 藍香」
親父……
色々とサンキューな
俺はそう心の中で呟いた
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