「遥都 こいつ好きにやっていいか? こいつの根性、叩き直す必要アリ」 「好きにしろ 性格が歪んだ奴は紅蘭には必要ねぇ」 「了解」 藍香は遥都に優しく笑うと、胸ぐらを掴んだ流星を見つめ直した 「これから藍香様が直々に制裁を加えてやる 闘う意味――― 蒼華流に教えてやろうじゃねぇか」