よし。
オレもここは勇気を出して。
「去年あんなことあって…すげーツライ時に、いつも一緒にいてくれたのは、
マコだって、ちゃんとわかってる。感謝してもしきれない」
「………」
「頼りないオレだけど、また今年も、たくさん飲みに連れてってくれよな…。
マコといたら、すげー楽しい」
「…ホント?」
トイレの中から、蚊の鳴くような声が聞こえてきた。
いつも強気のマコからは、想像もできない。
「うん、ホント」
そう言ったら、扉がガチャッと、開いた。
もう涙は乾いていて、そこにはいつものマコがいた。
「ユースケ、ティッシュ持って来て」
「…ハイハイ」
オレもここは勇気を出して。
「去年あんなことあって…すげーツライ時に、いつも一緒にいてくれたのは、
マコだって、ちゃんとわかってる。感謝してもしきれない」
「………」
「頼りないオレだけど、また今年も、たくさん飲みに連れてってくれよな…。
マコといたら、すげー楽しい」
「…ホント?」
トイレの中から、蚊の鳴くような声が聞こえてきた。
いつも強気のマコからは、想像もできない。
「うん、ホント」
そう言ったら、扉がガチャッと、開いた。
もう涙は乾いていて、そこにはいつものマコがいた。
「ユースケ、ティッシュ持って来て」
「…ハイハイ」


