キミ色ヘブン

「あれ?先生何か用事あってここに居るの?」

「あ?教師はなぁ、夏休みでも学校に来てたりすんだよ。お前らみたいに暇じゃねぇの。ほれ張っとけ」

「ども」

ハンカチに滲む血。先生が後ろの小さな棚に手を伸ばし、引き出しから出してくれたバンドエイドを急いで巻きつける。

「ま、静かに製作できるからそんなに悪くはないんだけどな」

「ふーん」

「お前こそこんなトコきて何やってんだ?」

「あ……」

小さな沈黙の後、口を開いたのは先生。