「ミッツーいつものやっちゃって!」 「はーい!…せーのっ」 シュッ カミソリが愛美の腕をかすめた。 愛美は表情一つかえずにただうつむいている。 「きもー。拒否らなんてこいつドMなんじゃないのー?」 そんな言葉を吐かれてもただうつむき、手首から流れる血に目もむけない少女は… もうココロをなくしたようだった。