奇跡 〜LovePiece〜

ハァ↓↓
学校行きたくないなぁ〜

階段を降りてキッチンに向かう足取りが重い。



そこには何故か薫風がいた。


「おっはよ〜!」

元気に朝のあいさつ。

ぢゃなくて!!!!!


「なんで朝早くから人の家にいるの!!??常識考えてよね。まだ6時…」



時計を見ると7時30分!

「きゃ━━━━!!!あり得ない…遅刻、遅刻しちゃうじゃん!!」


あたしは、すぐにまた階段をかけ上がり学校に行く支度をした。


「ば〜か!!お前が寝坊したんだろ。待ってやったんだからな。礼を言われる事はあっても怒られる覚えはねぇよ!」


薫風があたしに聞こえるように、叫んでいる。


「うるさぁぁい!!!!」


「そうですか!ぢゃ先行くからな〜」


「あっゴメン〜。待ってよォ!!」


支度が終わり、急いで薫風を追いかける。


「ほらっ急げ!!しっかりつかまってろよ〜翔ばすぞ!」


「りょうか、きゃ━━━!」



まぢ速すぎだよ!!
怖い━━━━━!



薫風のかっ飛ばしのおかげで遅刻をまたまたまぬがれた…。