それから一眠りして、あたしはジュンちゃんの家を出た。 ジュンちゃんはまだ寝てたから、 『用事ができたんで、帰るね』 と置手紙を残して。 あたしはハセ君のもとへ向かった。 「ごめん!! 待った?」 あたしが着いたときにはもうハセ君もう待ってた。 でも、 「いや、今来たとこ」