「はぁっ…はぁっ…あー…やべ…間に合わなか…え…?」
私はベンチに座ったまま。
でも全速力で走ってきたのが茅野くんだから…私はパッと顔を上げた。
「な…なんでいんの?
だって今の電車…だよな…?いつも使ってるの。」
「はい。
でも…昨日、図書の先生に朝の当番の時間を15分だけ遅くしてもらえませんか?ってお願いしたんです。」
「なんで…?」
「だって…そしたら朝この駅で…
茅野くんとたくさんお話することができるかもしれないじゃないですか。」
「…っ…。」
また顔を右手で隠す茅野くん。
これは…茅野くんのクセなのかな…?
「あの…私何か変なことでも…?」
「違う。知香は全然悪くねぇ…。んだけど…さ…。」
「?」
「あーくそっ…可愛いな…ホント…。」
「えっ!?」
私はベンチに座ったまま。
でも全速力で走ってきたのが茅野くんだから…私はパッと顔を上げた。
「な…なんでいんの?
だって今の電車…だよな…?いつも使ってるの。」
「はい。
でも…昨日、図書の先生に朝の当番の時間を15分だけ遅くしてもらえませんか?ってお願いしたんです。」
「なんで…?」
「だって…そしたら朝この駅で…
茅野くんとたくさんお話することができるかもしれないじゃないですか。」
「…っ…。」
また顔を右手で隠す茅野くん。
これは…茅野くんのクセなのかな…?
「あの…私何か変なことでも…?」
「違う。知香は全然悪くねぇ…。んだけど…さ…。」
「?」
「あーくそっ…可愛いな…ホント…。」
「えっ!?」